サンストリート跡地で、今年4月28日に開業するカメイドクロック。3月1日、ついに全136テナントが発表された。
オープンまで残すところわずか1カ月となったカメイドクロック。実は今から約3か月前の昨年末に、カメイドタートルズはカメイドクロック内部に潜入していた。
潜入!カメイドクロック!~カメクロプラザ~
オープン前の施設を特別に案内してくださったのは、カメイドクロックの開発責任者 森谷さん。
2021年12月時点のカメイドクロックは外観が完成した状態で、施設内に関しては工事中だった。森谷さん案内の元、ヘルメットを装着しカメイドクロックに立ち入れさせていただいた。
まずは施設の北側に位置するカメイドクロックのメインエントランス「カメクロプラザ」。
「ここは施設の顔となる広場『カメクロプラザ』です。お客様をお出迎えするアートやシンボルツリーを設置しています。今後、キッチンカーや大道芸などのイベントを予定しています」
「ブラウン系の落ち着いた外観でとてもオシャレですね!」
亀戸駅側・京葉道路に接する敷地北西角にあるスペース。シンボルツリーのゲートが迎える空間ではマルシェをはじめ多彩なイベントの舞台にもなる。
(プレスリリースより一部引用)
「そうなんです。クリスマスにはシンボルツリーにイルミネーションをつけることも計画しています。このシンボルツリーは実際に鹿児島県まで行って見つけてきたんですよ。20本30本という木の中から、これだ!というものを亀戸に持ってきたんです」
「そこまでこだわるんですか!というか、開発責任者の方ってそこまでするんですね。さっきまでただの木としか認識していなかったですが、それを聞くとものすごい神聖なものに思えてきました」
潜入!カメイドクロック!~カメクロステージ~
そして、カメイドクロックに隣接するマンション「プラウドタワー亀戸クロス」との通路を抜けた、施設南側の屋外広場「カメクロステージ」。
カメクロステージは、施設南側にある約3,400㎡の屋外広場。四季を感じられる多彩なランドスケープで地域と連携したイベントも予定。
(プレスリリースより一部引用)
「ここがカメクロステージです。この舞台を使って、例えば亀戸のヒーローカメイダーやアイドルのショーなどを行う予定です」
「イベントの聖地と呼ばれたサンストリートの流れを、しっかりと受け継いでいるんですね!ちなみにあそこは何ですか?」
「あれは、二亀小(江東区立第二亀戸小学校)の増築棟です。カメイドクロックに隣接しているプラウドタワー亀戸クロスは、総戸数934戸のマンションですから、そのお子さんたちを受け入れるために、敷地内に小学校があるんですよ」
「確かに、1つの村ができるようなものですもんね。でも商業施設の敷地内に小学校があるって初めてみました」
「おそらく、初めての取り組みだと思います。小学校のゲートを開けると、カメクロステージと繋がるようになっていますから、小学校や地域と連携したイベントもできるといいですね」
潜入!カメイドクロック!~カメクロ横丁~
「プラウドタワー亀戸クロスの住民は、直結通路を通ってカメイドクロックで買い物。そして、お子さんは敷地内の小学校に通学。生活利便性が尋常じゃないです」
「そうですね。便利だと思いますよ。そうそう、これからこの通路部分で「暖簾上げ」をします。見ていきますか?」
「暖簾上げ?」
「カメクロプラザとカメクロステージを繋ぐ通路に面したところに、カメクロ横丁という施設が入るんです。その暖簾を今から設置するんですよ」
カメクロ横丁は、亀戸の下町ならではの食文化を活かし、食を通じて創造する新たな地域コミュニティ拠点。亀戸の有名ホルモン店「初代吉田」で修業をしたオーナーの「焼肉ホルモン魂」をはじめ、7店舗が軒を連ねる。
(プレスリリースより一部引用)
案内されたのは、物々しく作業台が運び込まれた通路の一角。
作業員の手により暖簾が掲げられる。
周囲から歓声が上がるとともに、目頭を熱くする森谷さんの姿があった。
「何年もかけて、やっとここまでたどり着けたかと思うと、こみ上げてくるものがありますね」
「私達には分からない大変な苦労がありますよね。コロナ禍での準備となると色々とスムーズにいかないこともあったでしょうし」
「そうですね。エレベーターに非接触式のボタンを取り入れたりと急な変更が多々ありましたし、現場に行けずリモート作業で対応しなければならないこともありました。さあ、気持ちを切り替えて、カメイドクロックの中をご案内します」
次回、いよいよカメイドクロックの建物内部に潜入する。
スポット紹介
スポット名:カメイドクロック
住所:〒136-0071 東京都江東区亀戸6丁目31−6
アクセス:JR総武線亀戸駅 徒歩2分
開業予定:2022年4月28日
Edit by カメイドタートルズ編集部