【前編】亀戸は動物も住みやすい町！ペットの専門店コジマにお邪魔した

皆さんは、「ペットの専門店コジマ」をご存知だろうか。
首都圏を中心に、48店舗展開しているペット専門店だ。ペットを飼っている人なら、一度は聞いたことがあるかもしれない。

実は、ペットの専門店コジマは亀戸に本店を構えている。本店が亀戸であることを知った我々は、取材させていただくことにした。

ペットの専門店コジマ、至れり尽くせり

店内には、ペット用品がずらりと並んでいる。

というか、並びすぎである。圧倒的質量。品揃えがとにかく豊富だ。

2階に上がると、ペットサロンがある。主にシャンプーやトリートメント、トリミングなどを行っている。

ハーブパックもできるらしい。パッと見、この看板が人間用のサロンに置かれていても気づかないほど美容成分てんこもり。

本店って他と何が違うの？店長と広報にインタビュー

店内を少し見たところで、ここからは店長の小島さんに、亀戸本店ならではの魅力やエピソードを伺うことに。

左が広報の宮本さん。右が店長の小島さん。

店員の1日の業務内容について教えてください

「各スタッフを専門的に教育しているので担当によって違います。動物たちにご飯をあげたり、お手入れしたりする担当の人もいますし、品出しや納品、用品担当の人もいます」

かわいい。

「用品担当の人に動物の世話をいきなり頼めないですもんね」

「それと、動物を扱う担当の方は講習を受ける必要があります。やはり命を取り扱うので、知識がある方でないと・・・」

「動物の知識ももちろんですが、店員は商品の知識も詳しいです。店内で困ったことがあれば、ざっくりでも良いので声をかけてみてください。欲しい商品の名前がわからない時は『うちの子にあったご飯はありませんか？』のように抽象的な質問でも大丈夫です！」

亀戸本店ならではの魅力は何ですか？

「設備が充実しているところですかね。動物のお迎え後もしっかりフォローできるよう、トリミングや爪切りなどの身だしなみから、マナー教室やペットホテルなど困った時に頼れる設備が多いところが魅力だと思います」

「さっきのハーブパックの所だ。マナー教室ではどういったことをしているのでしょうか？」

「“こいぬのほいくえん”という名前のマナー教室がありまして。そこで、ワンちゃんにしつけやマナーを教えているんです」

「ワンちゃんだけでなく、飼い主さんにも指導方法を教えています。自宅に帰ってからも実践して、ワンちゃんと一緒に成長していけるようにしています」

「ワンちゃんだけじゃないんだ・・・。アフターケアもバッチリ」

こいぬのほいくえんの様子。床は転んでも大丈夫なように柔らかい素材になっているそう。

「ちなみに、こいぬのほいくえんでは、講習の様子を写真付きでノートに記入してお渡ししています。思い出だけでなく、何を習ったのかわかるので、飼い主さんには喜んでいただけることが多いです（笑）」※実施状況は店舗によって異なります。

「連絡帳までつくるとは。本当に“ほいくえん”だ」

「あと、本店には動物病院が隣接しているんです」

ペットの専門店コジマの真隣にあるコジマ亀戸動物病院。

「不安なことがあればすぐに相談できますし、病院帰りにショップに寄って買い物をすることもできます」

診察室の様子。

「何から何まで揃っているんですね」

「我々はペットショップではなく、“ペットの専門店”と名乗っています。それは、ペット商品のご提供はもちろん、医療、美容、マナーなどあらゆるペットに関するサポートを徹底して行っているからです」

動物をお世話する上で気をつけていることはありますか？

かわいい。

「常に動物の体調管理には気をくばっています。場合によっては、お迎え後すぐにお渡しできないこともあります。ですので、預かり期間はご相談して決めるようにしています」

「お客さんとはいえ、ベストな状態でないとお渡しはできない？」

「できません（笑）。また、小さい頃はご飯を3〜4回に分けてあげなきゃいけない子もいるので、お迎え後も健康でいられるようにしばらく預かることもあります。飼い主さんがその時間を取れないと判断した場合もこちらでしばらく預かります」

「そんなに長期間預かってくれるんですか！」

かわいい。

「アフターケアもしっかり。ワンちゃんやネコちゃんが安心して暮らせるようにサポートするのが我々の仕事です」

印象的だったエピソードはありますか？

「おぉ・・・。難しい質問きましたね」

「そこを何とか」

・

・

・

「・・・では、僕が亀戸店の店長になる前、別の店舗で働いていた時のエピソードを。そこは複合施設で、コジマの店舗の近くが映画館だったんです。その日、コジマの前に1組のカップルが居て、1匹のワンちゃんと・・・“出会っちゃった”んですね」

「“出会っちゃった”・・・？」

「運命の出会いということです・・・！その子のこと以外考えられなくなってしまったそうです。元々映画を見に行く予定だったそうですが、取っていたチケットのことも忘れて、2人とも店舗の前でワンちゃんを眺めていました」

「その後どうなったんですか？」

「お迎えすることになりました。そして、これを機にお二人は同棲することにしたんです」

「おぉ！まさかのハートフル展開」

「ちなみにその時、ペット飼育可能なマンションを契約するまでの間、ワンちゃんは責任をもってお預かりして、お迎えまで見守らせていただきました（笑）」

「そのカップルにとって、ワンちゃんと小島さんはキューピッドですね」

かわいい。

とても良い話をお伺いすることができたところで、インタビューは終了。
次回は、ペットと暮らす視点からみた亀戸の魅力をさらに深堀りしていく。

後編へ続く。

スポット紹介