親子で楽しめるカフェに突然ご当地ヒーローがやってきたら…【前編】

お子さんを連れて外出した際に、「ちょっと休憩したいな」と思っても、なかなか都合の良いお店や施設は見つからないもの。

今回ご紹介するのは、そんな要望に応えてくれる「キッズランド 亀戸店」だ。

キッズランドは、ドリンクバーや料理などカフェとしても利用ができる他、お子さんが遊べるキッズスペースが併設されているなど、まさに親子のための施設。また、授乳室も備わっているため、乳幼児のいるご家族でも気兼ねなく利用することができる。

施設内には、お子さんの高さに合わせた3名用のテーブルが12台ある。普通のカフェにはないサイズ感だ。まさにキッズのためのカフェ。

その他にも施設内には、フォトスポットが設置されている。撮影用の衣装も貸し出ししているので、お子さんの記念撮影までできちゃうのだ。お子さんが遊ぶスペースだけでなく、親御さんも撮影で楽しめるのも嬉しいポイント。

また、混雑時は5組までの施設利用と、コロナウイルス対策もしっかりしているので安心して利用してほしい。

亀戸のご当地ヒーローが「キッズランド」に登場

さて、そんなお子さんに大人気の施設・キッズランド に、以前カメイドタートルズにも登場した「絶対守護神羽亀戦士（はねかめヒーロー）カメイダー」が来訪するとの情報が。

説明しよう！カメイダーとは、人が集まる場所に出現し、そこにいる人たちを洗脳して手下にしようと目論む「ビラート団」から亀戸を守る正義のヒーローなのだ。

以前のカメイダー記事はこちら
亀戸が誇るご当地ヒーロー！ カメイダーに「亀戸の街を守る理由」について聞いてみた

キッズスペースで遊んでいる子どもたちの前に、突然正義のヒーローが登場したらどんなリアクションをするのか？きっと子どもたち全員、大喜びで大混乱に違いない。

しばらく施設内で待っていると、カメイダーが！

カメイダーにはまったく非はないが、我々が勝手にヒーローの派手な登場を思い浮かべていたため、しっかり徒歩であらわれた姿に少し愛らしさを感じる。やはり悪者がいない時は、急いで駆けつける必要がないようで、軽い散歩くらいのスピードで颯爽とキッズランドに登場した。

さらに、施設の人に「少し準備するから待っててください！」と言われ、子どもたちにバレないようお店の端でスタンバっているカメイダー。待っている姿も凛々しく、実にシュールである。

準備が整ったところで、施設を練り歩くカメイダー。遊んでいるお子さんを発見し、接触を試みると…

完全に距離をとられた。これが心の距離だ、カメイダー。
まだ善悪の判断がつかない小さなお子さんにとって、ヒーローかどうかもわからないのかもしれない。仮面でわからないはずの表情が少し曇って見え、おそらく怪人と戦った以上に傷を負ったと思う。

追い討ちをかけるように避けられた。

完全に余談だが、近くにいたカメイダー関係者から「もう少し上の年齢の子どもとか大人に人気があるんですよ！」と3回くらい言われた。そうだよ、もう少し上の子に人気なんだもんね！

施設内にはキッズスペースの他にも、ひとりでも楽しめるおもちゃもあるので、お子さんが飽きずにいられるようになっている。

別に構ってもらえなくて、悲しさのあまり一人で遊んでいる訳ではないのだ。

だって涙が出ちゃう…ヒーローなんだもん

心に若干傷を負ったカメイダー。気分を変えるため、ここは一旦お子さんから離れ、食事を注文することにした。

こちらは「ロコモコ」。キッズランドの食事はキッズメニューはもちろんのこと、大人のための料理も用意されている。そして、なんと食事を注文すると施設の利用料金が無料になるとのこと。食事をとりながらゆっくりしたい家族にとってはありがたいサービスなのだ。

他にもカレーやパスタなどの食事メニューや、パンケーキやパフェなどのデザートもあるので、ランチでもカフェとしても利用することができる。

ちなみに大切なことを言い忘れていたが、カメイダーは食事ができない。これ以上は、大人の事情なので詮索は許さない。

さて、ロコモコで英気を養ったカメイダー！子どもたちとの触れ合いに再度チャレンジするぞ！

…と、その前に。

子育て中の親御さんが少しでも楽になれる場所を

カメイダーのあくなき挑戦の前に、親子に最適なキッズランドはどのような経緯で作られたのかを従業員の方にお聞きした。

ーーーこちらのキッズランドはどういった経緯で作られたのでしょうか？

「お子さんがいるお父さんお母さんは、ずっとお子さんを見ていなきゃいけないなど家でゆっくりできないことも多いと思うんです。ただキッズランドには、お子さんを遊ばせるスペースもありますし、従業員も手が空いている時は、お子さんの遊び相手になれます。子育ての合間にのんびりしながら食事をしたい、ゆっくりできる場所がほしい、そう思っている親御さんも多いはず。普段疲れているお父さんお母さんが少しでも楽になれる場所があったら、という考えからできました」

こういった素敵な想いからできた施設が、ふらっと立ち寄れる場所にあるのは嬉しいかぎりだ。
さて、カメイダーは子どもたちと心を通わせることができるのか？その結果は後編で。

スポット紹介

※本記事は緊急事態宣言前に撮影・取材しております。