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  • >編集部のわがままにどれだけ応えてくれる?地元で愛されるカフェとタートルズコラボメニューを考えてみた

皆さんは亀戸にある「EAT CAFE ANZU」というお店をご存知だろうか?

亀戸三丁目の住宅街の中にあるこぢんまりとしたカフェだが、亀戸住民なら知らない人はいないほど有名なお店だ。なんと、そんなEAT CAFE ANZUとカメイドタートルズのコラボドリンク企画が実現することとなった。

経緯を説明すると、我々タートルズとコラボメニューを開発してくれるお店をTwitterで募集していたところ、EAT CAFE ANZUの店主さんが「是非!」と声をかけてくれたのだ。本当にありがとうございます!
“亀戸を愛する”という共通点で意気投合したコラボメニュー開発までの経緯をご紹介する。

コラボ、物作り大好き!地元愛あふれるカフェ

EAT CAFE ANZUは2015年4月にオープンし、一家で運営しているカフェだ。実は、今までも様々な地元企業や店舗とコラボしてきた実績がある。

左がみきちゃん、右がマスター ※常連からの愛称。以下この愛称で記載

例えば、亀戸のご当地アイドル「みにみに♪ぎゃんぐ」をモチーフにしたドリンク・みにぎゃんフロートや、ご当地ヒーロー「カメイダー」とのコラボメニュー・カメイダースイーツなど亀戸にゆかりのある人物とのコラボだ。食べ物だけでなく、お店の一角にある物販コーナーにもコラボ商品が並ぶ。

元々、みきちゃんが彼らのことをファンとして応援しており、コラボの話を持ちかけたのだそう。行動力ありすぎなファンである。

ここの名物は、40種類のモナンシロップから作られるイタリアンソーダ。ズラッとカウンターに並べられたシロップの多さは圧巻。ついつい見入ってしまう。

これらのシロップを組み合わせて、カメイドタートルズとのオリジナルコラボドリンクを作っていく。

試作品の打ち合わせスタート!

我々は事前に、コラボメニューのイメージとして次のような要望をお出ししていた。

・タートルズカラーである緑色のドリンクを3つ作りたい
・何らかの基準で初級、中級、玄人と分けたい。玄人は癖強めで
・亀モチーフの何かがほしい

飲食関係の経験が全くないのでメニュー開発のフローがわからず、ざっくりとした要望となってしまった。しかし、こんな要望にもかかわらず、EAT CAFE ANZU側は「わかりました」と一言。試作メニュー作りに着手してくれたのだ。


「亀モチーフの何かはクッキーにしましたよ。デザート担当の娘が作ってくれました(笑)」


「亀のクッキーかわいい!亀のクッキー型なんてあるんですね」


「探すのに苦労しました」


「あと、何らかの基準というのはどうしますか?」


「とりあえず味のパンチ順で分けたいなって。上にいくほど万人受けしなくなる特殊な味付けをしたいです。それで、玄人だけはもう一捻りほしくて」


「一捻り?」


「あの〜、よくドラマで合言葉を言わないと頼めない裏メニューみたいなのがあったりするじゃないですか。ああいうのやりたいです」


「ああ!なるほど。合言葉は後で決めるとして、そういった立て付けは面白いのでやりましょう!」

早速マスターが手際よく試作品を作り始め…….できたのがこちら。

左から初級、中級、玄人

階級が上がるにつれて、徐々に濃い味になっていくようにシロップを変えていて、色のグラデーションが効いている、そんな遊び心が素敵。そもそも、緑というあまり飲み物に馴染みない色でも再現できるのが驚きだ。


「混ぜたのがこれです。味見してみてください」


「うん、どれも美味しい!フルーティーで飲みやすいし、どれも飲んだことのない味がします」


「だけど、強いて言うなら玄人の癖が強すぎかな」

「玄人は癖強めで」そうお願いしたのは編集部なのに、応えたら文句を言う。最低である。


「では、もう少しマイルドにしてみましょう。いい感じの改良版をサクッと作ってみます!」

お店の方の人柄が良すぎて泣けてくる。「せっかくのコラボだから妥協したくない」と親身になって考えてくれた。


「そうだ。待っている間にこれ食べててください」

これだけ優しい人たちの前で「何これ」とは言えない雰囲気が漂っていた。見るからにレタスにバニラアイスを挟んだものに見えるのだが、「文句を言った嫌がらせですか?」とは口が裂けても言えない。


「バニラアイスレタスバーガー。美味しいので食べてみてください」


「…(断れない)」



「あ、美味しい!レタスの味が完全に消えて食感だけが残っている。何だこれ!」


「でしょ!こういう創作料理大好きなんですよ。いろんな試作品を作っては常連さんに挑戦させるんです」


「全部メニューには載らないんですけどね(笑)」

おちゃめな一面を見せてくれたお二人だった。この後も編集部とともに試行錯誤しながら、試作品作りは続いた。

EAT CAFE ANZUのような地元に愛されるお店とコラボできるなんて、編集部一同ワクワクが止まらない。ぜひ続報をお待ちいただきたい。

スポット紹介

スポット名:EAT CAFE ANZU
住所: 〒136-0071 東京都江東区亀戸3丁目47−3
電話番号:03-6338-9612
アクセス:JR総武線亀戸駅 徒歩9分
営業時間:11:00〜14:00、17:00〜22:00(L.O 21:30)
※緊急事態宣言中は、11:00〜16:00(L.O15:30)迄。情勢により変更の可能性もあるため、来店前にSNSをチェックしてください。
定休日:日曜日+α

Edit by カメイドタートルズ編集部