亀戸には亀戸天神社や梅屋敷など様々な観光地がある。しかし、亀戸には観光マップには載らないがパンチのあるスポットがたくさんあるのだ。
今回はそんなニッチなスポットを10箇所ピックアップ。「亀戸珍十景」としてご紹介させていただこう。
目次
1. 亀戸駅前公園にあるロケット館
まずは亀戸駅前公園にある「ロケット館」。
中はどこにでもある公衆トイレなのだが、なぜかロケット館という名前がついているのだ。
どこにロケット要素が…?と疑問に思われる方も少なくないだろう。
カメイドタートルズでは、この謎に迫った記事を公開しているので、詳しくはこちらをチェックしてほしい。
君は知っているか?亀戸駅前の公衆トイレに隠されたロケット発射基地の存在を…
2. 塩まみれの石像
亀戸の観光名所の一つ「亀戸天神社」。藤の名所としても名高く、藤まつりには毎年多くの観光客が訪れることで有名だ。もちろん、そんな周知の事実を紹介したい訳ではない。
藤棚を通り過ぎ、美しい景色を堪能できる太鼓橋を渡り、本堂の裏にあるのが珍スポットである。
びっしりと塩が塗り込まれた犬の石像、その名も「おいぬさま」。身体の悪い部分に塩を塗り、回復を願うのだそう。
塩が盛られすぎて、犬かどうかいまいちわからない。境内の案内図にも載っていない見逃しがちなスポットとなっているので、この機会にぜひ。
3. 謎のキャラクターがいるビル
亀戸7丁目の交差点。
上を見上げると、商業ビルに貼られた謎のキャラクターを見ることができる。どこのテナントのものかも、何のキャラクターなのかもわからない。
さらに、驚くべきは隣のビルである。
同じキャラクターが看板になっている。
しかし、施設の名前もなく、そのキャラクターがいるだけなのだ。
通りかかった方に「あれは何のキャラクターですか?」と質問したところ「私も謎」とのこと。このキャラクターについて情報を知っている方がいたら、カメイドタートルズ編集部までご連絡を!
4. 亀戸の歴史を感じる寛永通宝の像
亀戸2丁目、横十間川沿いにある「亀戸銭座跡」。
亀戸銭座では寛永通宝という日本の江戸時代を通じて広く流通した銭貨を主に作っていた。その跡地に建てられたモニュメントとなっている。お金の像というのも珍しい。
像の下には、当時の作業工程がわかる図も載っている。歴史を感じられる珍スポットだった。
5. 駅から見える亀戸大根の栽培
亀戸の特産品といえば亀戸大根。江戸野菜としても有名な小ぶりの大根である。
そんな亀戸大根、実は駅のホームから栽培風景が見られるのをご存知だろうか?
総武線の錦糸町方面に向かうホーム側。広告の看板が連なるところをよーく見ると…。
亀戸大根の小さな畑があるのだ。この緑のモジャモジャが亀戸大根である。
なぜこんな場所で育てているのかは謎だが、電車の中からでも見ることができるので探してみてほしい。
6. 住宅街をバックにした大仏
大仏といえば奈良だが、亀戸にも大仏はある。
亀戸4丁目にある「常光寺」。亀戸七福神の寿老人として親しまれている神社だが、その境内に大仏がいる。
周りが住宅街なので、住宅の中に大仏がいる不思議な光景を撮影できる。
角度を変えると、スカイツリーと一緒に撮ることも可能。時代を超越した写真を撮ってみてはいかがだろうか。
7. 緑道公園のブロンズ像
亀戸6丁目にある緑道公園。都会のオアシス的な役目を担う公園だ。
その入り口にあるのがこのブロンズ像。
とても良いおしりをしている。ただ、モチーフが不明なのだ。
看板を見てもブロンズ像としか記述されていないため、何の像なのかはわからない。考える人のポーズに似ているが…。
8. インスタ映えが狙える壁
ここは原宿ではない、亀戸だ。
インスタ映えを狙ったこちらのスポット。壁の前に立てば、羽が生えたような写真が撮れるという訳だ。
亀戸6丁目の飲食店が並ぶ道沿いにあるので、おそらくすぐに見つけられるだろう。インスタで話題になる日が待ち遠しい。
9. 真ん中からパックリなてんとう虫の滑り台
平日にもかかわらず、子どもたちの賑やかな声が聞こえる「竪川第一公園(てんとう虫公園)」。
名前の通りてんとう虫をモチーフにした滑り台がある。それがこちら。
真ん中からパックリいっている。そこで分けなくても良かったのではないかと言いたくなってしまう。
その滑り台の横にある石でつくられた亀の像。遊具なのか何なのかわからない。
子どもたちもこの亀にはノータッチだった。
10. 真ん中からパックリな象の滑り台
最後にご紹介するのが、Twitterで11万いいねを獲得するほどバズった「亀戸七丁目西公園」にある象の滑り台である。それがこちら。
怖い。真ん中からパックリいってる上に、なぜか赤い塗装が施されているため、残忍な見た目となっている。てんとう虫といい、どうして真ん中からいってしまうのか。
ちなみに公園にはこの遊具しかない。象と遊ぶしかないのである。
遊具ではないが、入り口のすぐ横にはカエルの水飲み場がある。
口とお腹から水を出すカエルの気持ちを想像するだけで胸が痛む。謎に包まれた公園だった。
今回は亀戸にある珍スポットをご紹介した。観光名所だけではない新たな亀戸をお届けできたのではないだろうか。今後この中のいくつかのネタは深堀りする予定で考えているため、今回紹介したスポットの詳しい情報と、その他にも珍スポットをご存知の方がいたら、カメイドタートルズ編集部まで知らせてほしい。
Edit by カメイドタートルズ編集部