釣りガールのみなせさんとともにお送りしている、釣り初心者でも楽しめる亀戸ハゼ釣り企画の後編。
《前回の記事はこちら》
前回はみなせさん持参の竿やリールを使用してハゼ釣りを行ったが、今回はスタッフが釣具店で購入した1500円の竿と、200円の仕掛けで釣りをする。
ウキが沈んだら竿をあげるだけ!のんびり誰でも楽しめるウキ釣り
「今回はウキ釣りでハゼを釣ろうと思います。亀戸中央公園そばの旧中川は護岸が整備されていて足場もいいですし、岸のそばにたくさんハゼがいるので、この方法の方が向いているかもしれないですね」
竿はリールのついていない延べ竿の先端にハゼ釣り用の仕掛けをセット。亀戸中央公園そばの旧中川は岸からの水深が浅いので、ウキ下は50センチほどにし、スーパーで買った甘えびを針につける。
あとは、仕掛けを川にポチャンして、ウキが沈んだら(ハゼが食いついたら)合わせて竿をあげるだけ。
ポチャン。
「えい。入っちゃお」
夏場の釣りは暑さ対策を忘れてはいけない。水分をこまめに取りながら休憩も大切だ。
しかし、ハゼは休ませてくれない。
「きました!」
「また釣れました!」
このウキ釣り。特にコツなどはない。餌が川底ギリギリの位置に来るようにウキの位置を設定して、ウキが沈み込んだタイミングで竿をあげるだけで面白いようにハゼが釣れるのだ。
そうこうしていたら、サギを鶴と勘違いして追いかけて行った後輩編集が戻ってきた。
家族でも、カップルでも!釣り人インタビュー
「鶴に逃げられてしまいました。でも、ハゼ釣りに来ていた方にインタビューできましたよ」
こちらは足立区からハゼ釣りに来ていたご家族。
家族で釣りをするのは6年ぶりだそう。青イソメを餌にウキ釣りでハゼ釣りをしており、やはりスーパーで買える甘えびよりも、餌用の青イソメの方がハゼの反応がいい様子。竿を入れるたびに釣れる入れ食い状態で、50匹を目標にハゼを釣り、持ち帰って今晩のおかずにするとのこと。
こちらは、ハゼ釣りに来ていたカップル。
この釣り場から歩いて10分ほどの距離に住んでいるそうで、何度もハゼ釣りに来ていたが、実はこれまで一度も釣れたことがなかったという。先日、偶然居合わせた先輩釣り師に「餌はホタテがいいぞ」と教えてもらい、リベンジで今回やってきたそう。
下町人情が残る亀戸。同じ釣り人がこうしてアドバイスをしてくれる町なのだ。インタビュー後、対岸から「やったー!釣れた―!」という彼女の歓声が聞こえ、こちらも嬉しい気持ちになった。
普段は交わらない人とも、釣りという共通の話題でつながる
今回撮影に同行した2名の編集部員もハゼ釣りを体験。
釣り経験がほぼ皆無にもかかわらず、ハゼ釣りを楽しむことができた。
「今日はありがとうございました!ハゼどうします?持ち帰ります?と言うか、お料理されるんですか?」
「料理しますよ。この前はマグロを捌いて料理しました」
「え!すごい!でもマグロって捌けるものなんですか?」
「はい、ダイソーの包丁1本で捌き切りました!」
その時の写真。
「あ・・・ちょっとしたホラーですね」
結局、釣ったハゼはインタビューをさせていただいた、ご家族におすそ分けすることにした。
釣りの情報交換やおすそ分けなど、普段はあまり交わることのない年代の方ともコミュニケーションを取ることができる。これも釣りの魅力の一つではないだろうか。
最寄り駅である亀戸水神駅から徒歩6分という好立地で、初心者でも気軽に釣りができる亀戸のハゼ釣り。ぜひ、皆さんも一度体験してもらいたい。
スポット紹介
住所:〒136-0071 東京都江東区亀戸9丁目37−28
アクセス:東武鉄道亀戸線亀戸水神駅 徒歩6分
Edit by カメイドタートルズ編集部